毎日のご飯、ちょっとしたコツでおいしく炊きあげましょう!いい米ドットコムスペシャル企画、「お米の炊き方」
お米の量は、きちんと計ろう!
- お米は、計量カップで計ります。カップにすりきりまで入れて、きちんと計ることがポイントです。
自分の感覚でお米の量を決めてしまうと、最適な水の量が分からなくなってしまいます。
お米を手早く洗おう!
- お米を洗うのは、お米のまわりについたヌカやヨゴレを取るためです。
そこで、一番大切なことは、すすぎを手早くすること。ゆっくり洗うと、水に溶けたヌカがお米について、ご飯がヌカ臭くなってしまいます。まずはきれいな水を目一杯入れましょう。2〜3回手早くかきまわして、10秒ぐらいで捨てます。2回目も同様に手早くかきまわして捨てましょう。これを繰り返します。(水の濁りがなくなるまで)
あくまでも手早くが、おいしく炊きあげるコツなのです。
最後は水気をきちんときりましょう。
お米を十分、水に浸そう!
- 洗い終わったら次にお米を水に浸します。おいしいご飯を炊くには、炊く前に十分水に浸して、お米に水分を吸わせることがポイントになります。研いでからすぐに火にかけてしまうと、ふっくらせず、少しかためのお米が炊きあがってしまうんです。
水に浸しておく時間は水温によって異なります。夏場なら30分位、冬場なら2時間位が目安です。ただ、あまり長時間水に浸けすぎると、お米が水分を吸いすぎてベトついてしまうので、注意して下さい。
十分に浸したら、いよいよお米を炊きます。
ご飯をじっくり蒸らして、最後の仕上げです!
- 炊飯器のスイッチが切れた後、すぐ蓋を取らずに蒸らすことが大切です。蒸らす時間は10〜15分程度。蒸らしが十分でないと、水っぽいご飯になってしまいます。だからといって、蒸らしすぎてもベトついたご飯になってしまうので、注意が必要です。
また、蒸らしている途中でふたを開けることは、禁物です。
ご飯を炊きあがったままにしておくと、ご飯は固くなってしまいます。蒸らしが終わったら、できるだけ早くご飯をほぐしましょう。
しゃもじを内釜の周辺に添うようにいれ、そこから返すように手早く混ぜます。あまり力を入れすぎないように、ご飯粒をつぶさないように気をつけましょう。これはお米の余分な水分を逃がすため。こうすることで、味を均一化することができるのです。
ちょっとしたポイントさえ知っていれば、お米はおいしく炊きあがります。是非チャレンジしてみて下さい。